ニホンウナギは絶滅危惧種です。うなぎを紹介するサイトとして、この事実から目を逸らすことはしません。何が起きていて、それでもなぜうなぎを扱うのかを書きます。
環境省が2013年2月1日に公表した第4次レッドリストに、次のように記載されています。
ニホンウナギ(旧掲載和名:ウナギ)について、最近になり生態に関する新知見が明らかにされたことから、改めて漁獲量データに基づき評価を行い、絶滅危惧IB類(EN)と判断した。
判断の根拠も同じ資料に書かれています。
ウナギの成熟年齢は4-15年と考えられており、漁獲量データ(天然ウナギ)を基にした3世代(12-45年)の減少率は72〜92%となる。
出典:環境省「第4次レッドリストの公表について(汽水・淡水魚類)」(2026年8月28日確認)
3世代のあいだに7割から9割が減った、という数字です。絶滅危惧IB類は「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い」区分にあたります。
「絶滅危惧種なのだから食べるな、紹介するな」という考え方はあります。それも一つの立場だと思います。ただ、うなぎめぐりは別の立場を取ります。
うなぎを食べる文化は、この国に千年以上あります。それを支えてきた店が全国にあり、いまも毎日焼いています。この文化を、資源が尽きる形で終わらせないためには、関心を持つ人を減らすのではなく、関心を持つ人の解像度を上げるほうが早いと考えています。
どの店がどう焼いているのか、どこから仕入れているのか、完全養殖はいまどこまで来ているのか。知っている人が増えれば、選び方が変わります。何も知らないまま「安いから」で選ばれ続けるより、そのほうが資源にとってましなはずです。
個人にできることは多くありません。それでも、次のようなことは選べます。
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